2016年10月31日月曜日

リピート購入したい履き潰し用ビジネスシューズの決定版!ローファータイプ ハイグリップ H230D

もう迷わない!履き潰し用ビジネスシューズならこれを買おう


営業などでよく歩く人や、ともかく頑丈で長持ちなビジネス用の靴を買いたい人におすすめなのが、ミドリ安全の耐滑 ローファータイプ ハイグリップ H230D です。

履き潰し用ビジネスシューズに求められている機能

私が考える履き潰し用ビジネスシューズに求められているものというのは…
  1. ともかく安い
  2. 履きやすい
  3. 頑丈で長持ち
  4. メンテナンスが簡単
  5. 無難なデザイン
の5つではないでしょうか?耐滑 ローファータイプ ハイグリップ H230Dはこれら5つの項目の条件を満たしていると考えます。ではそれぞれを見て行きます。
 1番については、3,000円以下の値段で買えるため、この手の靴の中では最安値にあたります。値段については文句なしに安いでしょう。
2番の履きやすさについては、ローファータイプですのでサッと履いて、サッと脱ぐことが出来ますし、幅が少し広めになっているため、足にも負担が掛かりません。
3番は、このメーカーは安全靴で頑丈な靴を造っているだけあって、全く問題ありません。
4番は、人工皮革なので、汚れてきたらガシガシ洗うことも出来るし、少し臭ってきたら塩素を希釈して少し浸け置きしておけば問題ありません。
5番については、非常にベーシックなデザインを採用していますので、ビジネスでの使用にも全く問題を感じません。


ちなみに今までの私の履き潰し用の靴を購入する時は、Amazonにて、まず自分の靴のサイズ、牛革の本皮を使っている、ビジネス用シューズを検索し、安い順に並べ直してデザインが奇抜で無く許容範囲のものを購入していました。
人工皮革を使ったものは経験上、本皮を使ったものよりも早くヘタって来て、すぐに履けなくなるので絶対避けていましたが、安全靴で培った非常な頑丈さが特徴のこの靴は、全く問題を感じません。

まとめ

という事で、今まではその都度バーゲン価格で 牛革の靴を購入していましたが、これからは常時安い価格で製品を販売しているこの靴をリピート購入することに決めました。皆さんもぜひ試しにご購入検討下さい。

2016年10月13日木曜日

SJCAM SJ7 STAR 激安4Kアクションカムの決定版


ついに登場!激安4Kアクションカムの決定版SJCAM SJ7 STAR



 ついに激安4Kアクションカムにも4K30Pにネイティブで対応するものが登場しました。
それがSJCAM SJ7 STARです。では何が今までの4Kアクションカムと違うのでしょうか?
それは主に採用されるチップセットとCMOSセンサーです。
これまでの激安4K機はNovatek製のチップセットを採用していましたが、SJCAM SJ7 STARはGoProにも採用されているAmbarella社の高性能チップを搭載してきました。
そしてCMOSセンサーはGoPro Hero 4 blackにも使われたSONY IMX117を搭載します。これによってこれまで画素補間などで4K対応していたものがネイティブで4K動画を扱えるようになりました。

主なスペックは次の通りです
  • チップセット:Ambarella A12-S75
  • 動画解像度/フレーム:4K/30fps、1920x1080/60fps・120fps(スローモーション)
  • センサー:SONY IMX117
  • ピクセル数:1200万画素
  • 手ぶれ補正:ジャイロスタビライザー内蔵
  • スクリーン:2インチタッチスクリーン
  • バッテリー:1000mah
  • アプリ:Android/iOSによる接続アプリ提供
  • アルミ合金ボディで、外部マイク接続可能
  • 2.4GHz WiFi接続 
 4Kネイティブ対応だけでなく、スローモーション対応も注目ポイントですね。それと今までのSJCAMシリーズはプラボディですが、初めてアルミ合金のボディとなりました。ブレ補正もしっかり対応していますので安心です。

価格はこちらのサイトが調査時には一番安かったです。

Amazonではこちらから購入できます。

以下はサンプル動画です。ジャイロスタビライザーはオフでの撮影になります。



2016年9月18日日曜日

ランニングに最適なイヤホンをレビュー:Aurvana Air EP-AVNAIR 音良し!デザイン良し!外れない!

ランニングに最適なイヤホンである Aurvana Air EP-AVNAIR を紹介します。


ランニング用イヤホンに求められる性能 

まずランニング用のイヤホンに求められる性能・要素は次のものがあると考えます:
  1. 走っていても絶対外れない事
  2. 車が近づいてきても気が付ける事
  3. デザインが良い事
  4. せっかくのイヤホンなので音がいい事!
1番については、Aurvana Air EP-AVNAIRは自分の耳に合わせて調整できる機構を備えるイヤーフック型のイヤホンになりますので、ランニング中に全く外れません。形状的に外れにくいのでそれほど締め付けなくても、緩めでも外れる気配はありません。

2番については、見ての通り耳栓タイプではなく、イヤーフック型なので完全に外の音をシャットアウトするわけではありません。 車が近づいてきても耳栓タイプと違って気が付くことが出来ます。

3番については、 折角外に出て走るなら、ダサい蛍光色のイヤホンよりも見られても恥ずかしくないイヤホンを付けたいですよね。写真を見てもらったらわかるとおり、おしゃれなデザインでBang and olufsenの例のイヤホンを細身にしたような形をしています。Bang and olufsenのイヤホンはちょっとランニングに使うには高価ですが、このAurvana Air EP-AVNAIRは現在6980円で購入可能ですので、消耗しやすいランニングにも手軽に買えます。それに高級感のある金属部品を多用しており、コードも非常に丈夫なものを使っていますので雑に扱っても壊れにくそうです。

そして4番は人によっては一番重要と思いますが、Aurvana Air EP-AVNAIRは音に対しての評価がとても高いです。実ははじめこのイヤホンを購入した理由はランニング用ではなく、単純に音の良いイヤホンとして知られていたために 購入したのでした。音は原音重視のフラットなタイプですが、上から下までバランス良く再生してくれます。恐らくこの形状は音がいいイヤホンを作ったら結果的にこういうデザインになったという”音ありき”のデザインなのではと思います。そのため音重視の人にももちろんお勧めです。

ランニング用イヤホンまとめ

という事ではじめは音重視で買ったイヤホンでしたが、ランニングにも 欠かせないものとなりました。これからダイエットや体力維持のためにランニングを始める方は自分の好きな音楽をいい音で聞きながら運動できるAurvana Air EP-AVNAIRはおすすめですよ。


2016年5月22日日曜日

ブラシレスジンバル・スタビライザーにおすすめの激安4Kカメラ:スマホ編

小型ブラシレスジンバル・スタビライザー用の4KカメラはGoproじゃなくてもいい !




以前4Kカメラ を搭載したSIMフリースマホを調べていた時は最低でも3万円ぐらいはしたものです。
しかし競争の激化による驚異的な値下げのおかげで4K動画の撮れるスマホがなんと15000円($129)を切る価格で買えるようになりました。

あえて激安スマートフォンを4Kカメラとして使うという選択

 
少し前に中国のFirefly 6Sを紹介しましたが、この激安スマホXiaomi Mi4は5インチ1080X1920ピクセルのディスプレイを搭載しています。このディスプレイ、いま経営再建中のSHARPまたはJDIの液晶を使用していて業界最高レベルの品質のモニターをこの価格で実現しているのです。
そしてセンサーはSONYのものを搭載しています。つまりカメラに必要なキーデバイスは全て日本製なのです。
少し重量が増えてもいい方や、モニターが必須の方は敢えてこちらを選択するというのもアリではと思います。

海外スマホの購入にはトラブルや細かいやりとりが付き物ですが、こちらのサイトはそういった事がいまのところ皆無で値段も安くおすすめです。

http://www.banggood.com/Xiaomi-Mi4-5-inch-2GB-RAM-16GB-ROM-Snapdragon-801-Quad-core-4G-Smartphone-p-1045950.html?p=AZ1209962525201412D4


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2016年2月24日水曜日

Zhiyun Z1-Smooth-Cを中国ウェブサイトで購入する完全ガイド

中国のウェブサイトでZhiyun Z1-Smooth-Cを購入したいとの要望がたくさんありましたので完全購入ガイドを作成しました

会員登録

初めに会員登録をしないと何故か購入時に進めなくなるので、こちらから会員登録を行います:
http://www.xt-xinte.com/?user=register&ru=1949

 

  • Your Email:メールアドレスを入力します
  • Your password:にログインパスワードを入力します
  • Confirm Password:にもう一度同じログインパスワードを入力します
  • Full Name:アルファベットで名前を入力します。クレジットカードと同じ名前がいいと思います
  • Your Describes:ここではEnd  userを選びます
  • Country/Region:ここではJapanを選びます
  • I accept..のところにチェックを入れます
  • Continueボタンをクリックします

メール受信の確認

登録が完了します。メールの受信箱に登録を知らせるメールが来ている事を確認して下さい


商品の購入

こちらのページからAdd Cartボタンをクリックします
その後、画面上部のMy Carts(1 items)と書いてあるところをクリックしカートの中身を確認します
http://xt-xinte.com/F16638.html



在庫が無い場合の手続きについて入力

画面が表示されますので、ABOUT COLOR、ABOUT GOODSの入力を行っていきます

 


ABOUT COLORでは該当の色のモデルが無い場合の対応について入力します
リストに表示される各文の意味は
Contact me at once:一度連絡をする
Replace it by any other colors avilable and inform me:他の色に換えて、連絡する
Refund for items in shortage and inform me:在庫なしは返金対応し、連絡する
になるため、どれか選びましょう。私は"contact me at once"を選びました



ABOUT GOODSでは該当の商品が無い場合の対応について入力します
リストに表示される各文の意味は
Contact me at once:一度連絡する
Replace it by similar goods and inform me:似た商品と交換し、連絡する
Refund(for items in shortage) and inform me:無い商品の返金をし、連絡する
になるため、どれか選びましょう。私は"contact me at once"を選びました


以上の2つが入力できたらContinue Checkoutという青色のボタンをクリックします。ここでのチェックボックスや入力フォームは何も入力する必要はありません

住所の入力


住所などを入力します
  • GenderでMaleは男、Femaleは女になります
  • First Name:名
  • Last Name:姓
  • E-mail Address:メールアドレス
  • Country:国。Japanを選びます
  • Street Address:住所の最後の部分を入力します。建物名や部屋番号も含みます
  • City:市町村名を入力します
  • State/Province:都道府県を入力します
  • Zip Code:郵便番号を入力します
  • Telephone Number:電話番号を入力します。私はここで携帯番号を入力しました
  • Fax Number:FAX番号。必要なければ入力しなくてもいいです

以上を入力したら、緑色のConfirm Shipping Addressボタンをクリックします


配送方法や支払い方法の選択


次の画面で送付方法を選びます。ここではE-EMSが一番安く、かつ早いのでE-EMSを選びます


About Invoiceでは伝票に記入する購入価格の申告額について入力します。
Declared value for customs (goods value)では商品の価格の何%で申告するか入力します。100%を選びます。
Declared value for customs (shipping fee)では送料の入力をします。E-EMSで$13.7なので13.7と入力します。
なぜこのような入力するかというと、わざと申告する額を少なめにして輸入税とかを安くするために入力させていると思います。

Payment Methodでは支払い方法を入力します。ここではPayPalを選びます。
以上の入力が終わったら、画面右下にあるPaypal Check outのボタンをクリックします


PayPalでの支払い


PayPalの支払い画面に遷移するため、支払いを完了し終了です。PayPalは支払いを日本円ではなく、現地通貨(米ドル)を指定したほうが安くなる場合が多いです。よく分からなければそのまま支払いを完了してください



以上が手順になります。基本的に何かあってもPayPalで返金対応できますので支払い金額だけ確認して下さい。私の場合は1週間ほどで発送の連絡があり、その後1週間で商品が届きました。
何か英語のメッセージで分からないことがあったらコメント下さい。

2016年2月23日火曜日

AMEXご乱心?無職だけどAMEX申請したら発行されちゃった

申請するだけで11,600円獲得!?先日げん玉というサイトを経由してAMEXのカードを発行しました


 申請するだけで11,600円獲得できる!太っ腹な条件

現在無職だったので、審査に落ちること前提にAMEXに申し込んでみました。
なぜならげん玉というサイトを経由して申し込むだけで(カード発行じゃないですよ)11,600円もらえるって条件だったのです。
AMEXの申し込み画面には無職という選択肢が無いので、投資家とか主夫とかしか選択肢が無いわけですが、今回は主夫で前年の年収(ちなみにその間働いていないので非常に少額)を申請しました。そしてその数日後AMEXから郵便でカードを発行する旨の通知がきました。
これには自分もびっくり!一番下位のカードとは言え審査の基準はあまり高くないようです。

 紹介キャンペーンでここから登録するだけで250ptが貯まります:
 http://www.gendama.jp/invite/?frid=5651164&ref=90000-blog


初年度無料で翌年以降12,000円の年会費が掛かるため更新するかはわかりませんが、AMEXでは今ちょうどキャンペーンサイトで事前登録後に以下の5つのウェブサイトにおいて5000円以上購入で1000円キャッシュバックを行うキャンペーンを行っています。しばらく保有しても損は無いでしょう。

ビックカメラ.com
Joshinネットショッピング
ソフマップ・ドットコム
ヨドバシ・ドット・コム
ニトリネット


ねらい目はヨドバシですね。ヨドバシのサイトではシャンプーや薬、書籍など家電以外も実は豊富に扱っているんです。私はいつも使っているシャンプーや書籍を購入予定です。
その他の家電サイトでも髭剃りの替え刃でも購入しようかと考えています。

あとAMEXでお得なのは家電に保証をつけられ、2900円、7000円コースがあります。
主な違いは2900円コースは限度額20万まで保証、デジタルカメラは含まれません。
7000円コースは50万円までデジタルカメラを含みます。

https://www.americanexpress.com/japan/contents/benefits/insurance/products/guarantee_kaden.shtml

https://www.americanexpress.com/japan/contents/benefits/insurance/products/electric_7000.shtml



AMEXでは未使用、未開封で本来の価値が失われていないことを前提にリターンプロテクションという保証があり、お店に返品が出来ない場合はAMEXがかわりに返品の引き取りを行ってくれます。

とりあえず大きな買い物をするならAMEXでの支払いを計画しようと思います。

2016年2月15日月曜日

テクニカラーの歴史と今もその輝きを失わない作品の秘密

テクニカラーとの出会い

私のテクニカラーとの出会いはトムとジェリーでした。夕方5時ぐらいになると放送されるトムとジェリー。オープニングにはいつもTechnicolorと表示されて、一体なんだろうと当時思っていました。テクニカラーのアニメは何か古臭いけど面白いなというイメージがありました。そしてつい最近テクニカラーの歴史を調べていたところ、映画フィルムの歴史の中で80年以上も前に突如オーパーツのごとく現れたテクニカラーのカラーフィルムの技術の話が面白かったので今回纏めてみました。

テクニカラーの技術とウォルトディズニー


テクニカラーは当初2色法と呼ばれる赤・緑のみで記録する方式でしたが、その後テクニカラーのProcess4という3色法の技術で、世界で初めて天然色(Natural color)を実現しました。長期保存性に優れる白黒フィルムを使って、カラーフィルターを通し3本のフィルムに記録します。しかしながらとても複雑で高価な技術でした。当時はちょうど1930年頃に起きた世界恐慌でとても景気が悪く、どの映画スタジオも採用を渋っていました。そこで当時は小さいながら急成長していたウォルト・ディズニーにこの技術を提供しました。

世界で初めての天然色を再現したディズニーの映画はSilly SymphonyシリーズのFlowers and Trees(花と木)でした。



このショートフィルムは大ヒットし、それに続くThree little pigs(3匹の子ぶた)も大ヒットしました。



ディズニーの成功を見た大手映画スタジオもディズニーの独占契約期間が終了した1935年以降に続々とこの技術を採用していきました。

1939年8月にはThe Wizard of Oz(オズの魔法使い)がリリースされました。この映画は上映時アメリカ内では成功しましたが、このたった一週間後に第二次世界大戦が始まったことで海外で上映する事ができず興行収入的には大した成果をあげられませんでした。しかしその後テレビで毎年のように再放送されるようになり、アメリカの文化の一部とも言えるほどポピュラーになりました。次の動画を見てもそのクオリティは77年も前の映画とはとても思えません。



そして同じ年の12月にはGone with the wind(風と共に去りぬ)が公開され大ヒットしました。Gone with the windはフィルムの粒状感が少なく、必要な光の量も半分で済む革新的な進化を遂げたフィルムを使用しました。




どうしてテクニカラーはお金が掛かるのか


3本のフィルムに別々に色を記録するために機械的にとても複雑になってしまい、そのため高い技術が必要です。当時のテクニカラーのカメラは一台で$30,000(現在の価値で4500万円ぐらい)しました。また照明にはアークライトという非常に消費電力が大きいライトを使う必要があり、当時の映画スタジオではあまりに電力使用量が大きいためにその地域が停電を起こしてしまうこともありました。また映画の役者さんは蒸し風呂のように熱い中で撮影を行わなければなりませんでした。特にオズの魔法使いでは着ぐるみを着て演技しなければならず大変苦労したそうです。この点でディズニーは大きなスタジオも用意する必要が無く、照明も限定的使用なのでテクニカラーとの相性も良かったのでしょう。

当時大成功したテクニカラーは絶大な権限をもっており、クオリティーコントロールのためにテクニカラーのカメラマン、テクニカラーのメイクアップを使い、テクニカラーのコンサルタントによって必ずアートディレクションはテクニカラーのカラーパレットを使用し、フィルムの処理とプリントをテクニカラーで行わなければなりませんでした。昔の映画を見るとなんとなくテクニカラーっぽいと思うことがありますが、全てに渡ってテクニカラーによってコントロールされていたからという事情もあるからと言えます。

テクニカラーの衰退


ではこれほど繁栄を極めたテクニカラーがどうして衰退したのでしょうか?
それはテクニカラーよりも安くて扱いやすいイーストマンカラー(Eastmancolor)が登場したからです。 イーストマンカラーはドイツのアグファカラー(Agfacolor)のプロセスを元にして作られました。アグファカラーはドイツのプロパガンダに利用されたこともあり、第二次世界大戦後にその特許が開放されました。これを元にソ連はSovcolor、日本はフジカラー(Fujicolor)が作られました。イーストマンカラーは安くて扱いやすく、どのスタジオもイーストマンカラーを採用しましたが、実は大きな弱点もありました。それは適切に保存しないと5年ほどでフィルムが褪色してしまうのです。

デジタルリマスターで復活したテクニカラーの作品


イーストマンカラーで撮影された映画は保存に向かないフィルムだった事もあり多くが失われてしまいました。しかし保存に向いたフィルムストックであるテクニカラーで撮影された映画は今も大切に保存されています。近年流行りのデジタルリマスターによりBlu-ray Discで多くのテクニカラーの作品が復活しています。一般にはあまり知られていないですがフィルムというのは実は記録解像度が高く、近年の面積の少ない半導体センサーでは解像度では負けてしまうほどです。そしてテクニカラーのスリーストリップと言われる3本のフィルムに同時に記録する方式はデジタルリマスターに非常に向いている事がわかりました。というのも3本のうち1本のフレームがシミや傷などで痛んでいても他の2本のフィルムから、元の情報を推測し復活させることが容易だからです。こうして高解像度でスキャンされたデーターは高い技術を持ったエンジニアによって補修されて、リマスターされました。




ルパン三世で有名な大野さんが40年以上前にアレンジした音源見つかる

ルパン三世で有名な大野雄二さんが40年以上前にアレンジしたMichel Legrandのメドレーの音源が見つかる






ルパン三世で有名な大野雄二さんが1972年にMichel Legrandのメドレーを慶應義塾大学公認音楽サークルのKaula向けにアレンジした音源が見つかったそうです。音源は自分が好きな当時のフレンチポップのジャズアレンジで非常にキャッチーですね。40年以上前の録音にもかかわらず、音源のクオリティは非常に高いです。 今現在再生数660回というのが信じられないですね。ぜひ聞いてみて下さい。




2016年2月14日日曜日

Magic lanternの撮影データのポストプロセス

Magic lanternでのポストプロセスについてグレーディングや編集ソフトで扱えるようにcinemaDNGに変換する方法をMacとWindows別に説明します




Mac OS Xの場合



CFカードからMacにコピーし、RAW Magicというアプリを使って.MLVファイルからcinemaDNGに変換します。RAW MagicはこちらからDownloadし、インストール下さい
https://itunes.apple.com/us/app/rawmagic-lite/id658860973?mt=12
  RAW Magicの使い方は単純で、 Add Filesボタンを選び、ConvertボタンでファイルをcinemaDNGにコンバートします。



cinemaDNGフォルダをMedia Browserタブ経由でPremiere CCにインポートします。


Windowsの場合


Windowsの場合はraw2cdngというアプリで変換できます。Downloadsから好きなバージョンをダウンロードしてください。
http://www.phreekz.de/wordpress/2014/04/magiclantern-raw2cdng-1-5-0/http://www.phreekz.de/wordpress/2014/04/magiclantern-raw2cdng-1-5-0/
ファイルを解凍したら raw2cdng.X.X.X.exeファイルをダブルクリックし起動します。



左側のBatchlistにフォルダごと.MLVファイルをドラッグ&ドロップします。
右側Output settingsでselect destinationはコンバートしたファイルの出力先を選びます。
Same as sourceを選ぶと.MLVファイルがある場所と同じところに保存します。
CDNG 12bit maximized, CDNG 16bit, CDNG 16bit maximizedはcinemaDNGを作成するときのクオリティを選ぶようです。
その他オプションが色々ありますが、そのままcovertボタンを押せばcinemaDNGを指定したフォルダに保存します。


その他の関連記事

anon EOS 5D Mark3でMagic lanternをインストールする手順(2016年版)
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/canon-eos-5d-mark3magic-lantern.html

Magic lanternの撮影データのポストプロセス
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/magic-lantern_14.html

Magic lanternのRAW動画の撮影設定について
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/magic-lanternraw.html





2016年2月7日日曜日

4K動画を高画質かつ広角で撮影するならLX100がおすすめ

今4K動画を広角側で撮影するならLX100しかない


今現在4K動画を広角側で撮影するならPanasonic LUMIX DMC-LX100が一番おすすめです



現在の4K動画の状況というのは過渡期で全画素読み込んで4K(3840x2160)に縮小するということが出来る画像処理エンジンはなく、ほとんどがセンサーの一部読み出し(クロップ)により4Kに落とし込むというのが一般です。
これにより4Kでの動画は広角端が35mm以上からスタートするという機種がほとんどであり、この中でもLX100は26mmからのスタートという事で悪くない状況でした。




RICOH DW-6がLX100に使えると話題に

そんな状況でRICOHの DW-6 という0.79倍のワイドコンバージョンレンズがLX100に問題なく装着可能という事で現在話題になっています。つまり26mm~だった広角端が0.79倍の20.5mmになってしまうのです。しかもコンバージョンレンズによる画質の低下もほとんど確認されず実際に試した方達にも評判がとても良いです。

ミラーレスが乗るGimbalを持っている方や 、建物内の動画を4Kで撮影したい方にはこの組み合わせは安いし、センサーが大きいのでノイズにも強く最強の組み合わせではないでしょうか?
因みにDW-6はAmazonで現在1万円以下で購入可能かつ最安値を維持しています。ぜひ購入してお試し下さい。



2016/06/01更新:
RICOH DW-6を使用したサンプル動画をアップロードしました。 見ていただけば分かりますが、非常に高精細でワイドコンバージョンレン­ズによる劣化はあまり見られません。
 

2016年2月6日土曜日

ROXORのレビューと返品する事になった経緯

FilmpowerのROXORを購入して結局返品する事になったのでちょっとした感想と経緯を書く

ヒビが入ったケースで届く

うちに来たROXORを箱から開けてみるとまずはケースにヒビが入っていた。
これは中のプラスチックのケースと外のダンボールの箱に緩衝材も何もない状態で送られてきたからである。海外の配送業者の荷物の扱いなんてひどいものだから、ここら辺はきちんと緩衝材を入れないと中の荷物がダメージを受けてしまう。


本体を取り出し電源を入れるが…

さて本体を取り出しROXORの電源を付けるがまっすぐレンズが前を向くことが一回もなかった。
とりあえずコントローラーでまっすぐ前を向くように仕向ける。これは仕様なのだろうか?
普通のGimbalには無い動作なのでこの時点で気分は駄々下がり状態になった。

カメラの撮影モードを変更しようとするが…

カメラが1080の30Pがデフォルトの設定だったので1080の60Pに変更するためのボタンを探すが手元のボタンに全く割り当てが無い。
ここでマニュアルを探すがそもそもマニュアルが入っていないことに気づいた。
仕方がないのでボタンを探しているとなんとカメラ側に設定ボタンがあるのでボタンを押そうとするが鶏の頭のごとく動き回り、ボタンが押せない。

無理やりボタンを押して1080の60Pに変更し、SDカードを入れていなかったので一度電源を落とす。もう一度電源を付けると1080 60Pの設定が消えてしまったので、何か簡単にボタンを押せる方法は無いかと色々触っているとモーターを完全脱力にさせるモードがある事に気づき、それで設定を変更できることが分かった。

SDカードを挿入しようとするが…

さてmicro SDカードを入れたところ、全くカードを認識しない。
仕方が無いのでもう一度カードをさし直そうとするがカードが中に入ったまま出てこなくなった。
仕方が無いので針で引っ掛けて無理やりSDカードを出した受け側の端子を見て入れたので裏表の間違いは無いと思ったが今度は反対側で入るか試してみる。
今度はバネによる手ごたえがあったのでもしかしてこちら側で入れるのか?と思ったがSDカードがはまらないので使えない。

SDカードを何とか挿そうとするが、本体の中に入り込んでしまい、取り出せない。振るとカラカラと音がする。色々とプライベートのデータが入っているのでカメラ部分を分解し、SDカードを取り出す。中は空洞ばかりで、申し訳程度の基板がはめ込まれていた。

Jobsが部下がこれ以上小さくできないという試作機を取り上げ、コップに放り投げ出てきた空気の泡を指して、まだこれだけ小さくできると言ったエピソードを思い出す。

世の電子機器メーカーがいかに本体を小さくするかにしのぎを削っているというのに、ある意味贅沢なつくりである。

SDカードを認識しないという致命的な不具合があったのでここで一安心し、Paypalの返金手続きを行った。

カメラとGimbalをくっ付けただけなのか?

カメラ部はやはり既存のカメラを無理やり8bitのAlexmosのGimbalにくっつけたような作りで、操作体系が手元のボタンで完結しておらず製品のインターフェイスのつくりとしては最悪。
Gimbal自体もあまり安定しているようには見えず、根本的に煮詰められていない。

カメラ自体の性能も低く解像感が全くない。もしFirefly 6sぐらいの解像感、撮影モードの豊富さなどあれば合格点をあげてもいいがこれではスマホのビデオのほうが何倍も綺麗に撮れる。

バッテリーを入れるコンパートメントのドアも一度開いたが、その後は二度と開けることが出来ず、最悪のビルドクオリティ。今だにどうやって充電したらよいのか分からず。

結論

結論として言えることは商品としての体を成していないので倍の値段を払ってOSMOを買うべきと思う。
 中国だからといって安かろう、悪かろうばかりではない事は最近購入したGimbalで明らかである。
 こういった企業にはこれからもどんどんがんばって欲しいと思うが、ROXORのメーカーであるFilmpowerみたいな企業はもう少し品質に気を使った製品を作ってもらいたいものである。
結局Gimbalを購入し、スマートフォンを付けて撮影しています。

返品でもトラブルが…


さてマトモに動かなかったROXORを返品する事になりPaypalを通してクレームを上げるがここでもちょっとした問題が発生した。 
 Paypalも気をつけて使わないと消費者側に冷たい判断がされる可能性がある事を思い知った。

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激安3軸ブラシレスギンバルスタビライザー Zhiyun Z1-Smooth-Cをレビュー



2016年2月4日木曜日

激安3軸ブラシレスギンバルスタビライザー Zhiyun Z1-Smooth-Cをレビュー

 激安3軸ブラシレスギンバル Zhiyun Z1-Smooth-Cをなんと$160で購入できましたのでレビューします。

要望があったため、こちらの商品を中国 のウェブサイトで激安で購入する場合の完全購入ガイドを作成しました。ぜひご利用下さい
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/zhiyun-z1-smooth-c.html

まえがき


私は世界ふれあい街歩きというNHKの番組が好きで、同じような動画をいつか撮りたいと思っていました。でもスタビライザーという何百万円もする特殊な機器を使っているので、当たり前ですがそんな金額は出せません。
しかし現在はどんどんカメラも小型化、高画質化するようになり、それに併せて機器の価格も劇的に安くなり、そしてたまたま中国のサイトを見ている時に、スマートフォン向けのこの機器が信じられないくらい安く購入できることが分かり、色々リサーチした結果かなり評判がいいようなので購入することにしました。


箱の開封

 発注して約10日間ぐらいで到着し、EMSの送料込みで$160 (その後$15ほど値上げされました) と安かった割には結構しっかりした箱で来ました。しかし、あれ?何かおかしいぞ? Zoom Zoom Zoom…


  
3軸の英語は3-AXISだから… せっかくお金掛けて立派な箱を作ったのにつづり間違いとは。。
一気に中国製っぽい雰囲気に。。もったいなさ過ぎる。





既に開封済みですが、中身はこんな風にはいっていました。
フルフラットになるので箱も小さいし、可搬性も良さそうです。
ちょっと持ってみて分かるのは中国製らしからぬビルドクオリティなこと。これは期待が高まる!


 

バッテリーとバッテリーチャージャーにはわざわざ自社ブランドの名前が入っています。
細かいところですがわざわざコストを掛けて自社ブランドを大切にしていますね。
充電が終わったら赤から青にLEDのライトが変わるようです。




Gimbalに取り付け

早速スマホを取り付けようとしますが、結構硬くてなかなかコツが要ります。そしてバランスを取るために左右にスライドさせますが、バランスが取れない。
左右の移動可能な範囲に対してスマホが重く、左右のバランスが取れません。



バランスの調整に四苦八苦

仕方が無いので付属のウェイト(金色の重り)をピッチ軸補正用モーターのところにあるネジ穴にはめ込みます。このとき感じたのは機器の金属加工精度非常に高いということ。加工精度が高いもの同士なのでネジが独特のヌルっとした感触で入っていきます。 加工精度が悪いとキュルキュル音を立てながら入っていきますがそんな安っぽさはありません。


バランスを取ろうとしましたが結局付属のウェイトが重すぎて左右のバランスが取れませんでした。帯に短し、タスキに長しといったところか。そしてもう一つ気になるのは前後のバランスを取る機構が全くない事。そのため前または後ろにスマホが倒れたままになります。なんだか一気に不安になってきましたがはたして?


バランスは取れていませんが、現状できるだけの事やったので一度電源を入れて動作確認をしてみます。

中途半端だが電源を入れてみると…





電源を入れると何の問題もなく、まっすぐ前を向いて補正もキチンと出来ました、びっくり!
この状態のものを自然に補正しているという事はかなりトルクのあるモーターを使っていると思います。これはすごい!
購入前のリサーチでSamsungの1インチセンサーミラーレスを乗せている人がいたのでモーターのトルクがある予想はしていましたが、やはりそのとおりみたいです。
一応キャリブレーションを行う手順も説明書に記載されていますが、出荷時にきちんとキャリブレーションをしているのでしょう、全く問題なく動作しています。  変なビビリや高周波の音が出たりもしません。

操作性

操作性は悪くありませんが出来ることは基本的なものになります。モードボタンはPanフォローイングモード、Pan&Pitchフォローイングモード、完全に固定するロックモードがあります。Up & Down ボタンでは上を向く、下を向く動作をします。フォローイングモードである方向を向いているときにロックモードを選択すると、その方向に固定されます。
Up & Downボタンでの操作は一定のスピードで動作し、スピードの調整は出来ません。
ボタンの感触はクリック感があり、丈夫そうなつくりになっています。


バッテリー

バッテリーの持ちはかなり良さそうです。最低でも3時間ぐらいは使えそう。バッテリーは18350なので予備のバッテリーが欲しい方はサイズ(全長)を気をつけて選べば格安で入手可能です。
サンコーレアモノショップでは1980円でスペアバッテリーが売っていますね。


メーカーのサポート

本体には一年の保証書が付いてきます。
このメーカーはものすごく品質や評判を気にしています。ウェブでこの機種について上手くいかないとの感想を書いている人に対してメーカーの中の人が直接アドバイスやサポート窓口の案内などを書込みしているのを見かけました。安かろう、悪かろうの中国メーカーとは一線を隔します。


まとめ

3軸ブラシレスギンバルの中ではほぼ最安値の部類に入ってきますが、Feiyuよりもモーターのトルクがあり、かなり安定してスタビライズ出来てしまいます。これはモーターの性能と機械としての工作精度、そしてソフトウェアの優秀さにあると思います。
ソフトウェアは恐らく自社開発のオリジナルで非常に優秀です。サンコーのサイトによるとコントロールは32bitのチップを使っています。Alexmosみたいに自動設定しても動作があやしかったり、苦労してPID入力して調整する必要は全くありません。200g以下だったらバランスが取れていなくてもスイッチを入れるだけで問題なく水平バランスも取れてしまいます。


 ネットで見つけた一番安いお店

 ここで買いました。前は$140で買えましたが、今は$155に値上げしています。それでもネットでは一番安いですね。完全購入ガイドを作成したので興味がある人はご利用下さい。
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/zhiyun-z1-smooth-c.html

購入する時はPaypalを使います。何故か購入時に途中で進めなくなるので、チェックアウト前に予め会員登録してください。



送料+手数料でだいたい$20ぐらい取られますので、今だと$175ぐらいでしょうか。
円高になれば安く買えるのですが。。。


日本だとAmazonでも取扱いがあるようです。スマートフォン対応タイプがポイント込で実質約21,500円でした。

こちらのサイトでは Gimbal部とバッテリー・コントローラ部が分離しているZhiyun Z1 Smooth R Divided Versionが約175ドルでした。一脚の先にGimbal部を接続して、まるでドローンで低空飛行をしているように撮影できます。あとは車載撮影にも使いやすそうですね。ケーブルがあるので手持ちでは取り回しが面倒ですが用途次第では面白い絵が撮れそうです。


サンコーレアモノショップでは29,800円での販売です。
http://www.thanko.jp//shopdetail/000000002554/


サンプル動画

サンプル動画を4Kで撮影しました。全体をPan&Pitchフォローイングモードで撮影しています





同じ会社のGopro向けの機種になりますがこちらの動画が素敵だったので掲載しますね




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2016年2月3日水曜日

Magic lanternのRAW動画の撮影設定について

Magic lanternでRaw動画を撮影するための基本的な設定について説明します



一眼レフ本体側の設定とCanonメニューでの設定

Magic lanternは非常に機能が豊富なため表示メニューも多くどこから手を付けてよいのか悩みます。
今回はRaw動画を撮影するために必要な基本的な設定を5D Mark3を使って説明します。他の機種のユーザーでも活かせる内容かと思いますのでぜひご覧下さい。

  • 必ずCF記録を選択しておく事。1920x1080@24fpsでの記録には1000x CFカードが必要
  • カメラをビデオモード(ビデオレバーを左側にスイッチ)に設定し、フォーカスを被写体にあわせシーンに合わせる。M、AV、TVモードなどに設定
  • Qボタンを押してCanonメニューからVideoの設定を1920@30fpsにします。ジョイスティックを使ってビデオモードを青色にします
  • ハーフシャッターで押してLiveViewに戻ります

Magic lantern側の設定

  • ゴミ箱ボタンを押してジョイスティックやスクロールホイールを使ってMLメニューのModulesタブ(タブ名は左上に表示)でmlv_rec.moを選択し、SETボタンを押してOFFからONに切り替えます。
  •  本体録音する場合はmlv_snd.moもONに切り替えます


  • カメラを再起動してmlv_rec.moを読み込みます





  • MLメニューのMovieタブでRAW video(MLV)を選び、SETボタンでOFFからONへ変更します





  • 引き続きQボタンを押してスクロールホイールでResolutionを選択しSETボタンで決定します。画面左下に現在の設定と必要な書込みスピードが表示されますので参考にしながら設定します。例えば1920x1080(16:9) Write speed needed: 103.6 MB/s at 29.970 fps.なら1920x1080(16:9)のフレームレートは29.97fpsで必要な書込みスピードは103.6MB/s必要と分かります。

  • 引き続きAspect Ratioを選びます。16:9を選ぶと1920なら1080が縦の解像度になります。画面左下に解像度が表示されるので参照しながら設定します。



  • 引き続きMovieタブでFPS overrideをOFFからONにして、Qボタンを押してDesired FPSでフレームレートを選びます。フレームレートはCanonメニューで設定したフレームレートが基本となりますが、FPS overrideでは、その設定を上書きします。スクロールホイールで選択し、SETで決定します。30fpsでは記録できない可能性がありますので23.976あたりを初めは選んでみると良いでしょう






  •  OverlayタブのGlobal Drawを選び、ONからOFFに変更します。これによりゼブラやヒストグラムなどの表示がOFFになりますが、その分書込みスピードが上がるため、試行錯誤して自分が求める録画条件で余裕がある場合はONにしましょう。例えば1920x1080@24fpsでは余裕があっても1920x1080@30fpsでは書込みスピードが足りない場合があります。

動画の撮影

  • ビデオレバーにあるSTART/STOPを使って動画撮影のスタート/ストップを行います。

動画の記録可能な時間

動画は1分あたり5.2GBなので128GBのカードでは約25分の録画(1920x1080@24fpsの場合)になります。ファイルの記録サイズはexFATに対応しているため4GBの制限はありません。
25分じゃとても足りないという方は次に記載の点に注意しながら大容量のCFカードの購入が必要になります。

CFカードを選ぶ際の注意点

CFカードを選ぶ際には細心の注意が必要です。CFカードの規格や記載の書込みスピードが速くても、実際には本体との相性や使っているチップの性能が足りないなどの理由で思っていたよりもスピードが出ない事が多々あります。また同じシリーズのモデルであっても大容量モデルではスピードが出ないなどのケースが多発しています。初心者の方は以下の カードリーダーCFカード から選んで下さい。





次回以降はMagic lanternで撮影したデータのポストプロセッシングについて説明していきます。

Magic lanternの撮影データのポストプロセス
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/magic-lantern_14.html



アルカノイドをCanonの一眼レフで遊んでみた









あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 「おれは 5D3を設定していたと思ったら、いつ間にかゲームをプレイしていた」
な…何を言っているのか わからねーと思うが おれも 何をされたのか わからなかった…

ま、まずはともかく次の動画を見てくれ

 


アルカノイドをMagic lanternのモジュールとして読み込んでゲームをプレイすることが出来るんです。
すごい暇なときや自称一眼レフの大先生に、「これ知ってる?」ってドヤ顔で言いたいときにご利用下さいw
左手でスマホを持ちながらの撮影なので色々とグダグダですみません

 Magic lanternをインストールする手順はこちら
 http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/canon-eos-5d-mark3magic-lantern.html
arkanoid.moという名前のモジュールを読み込むと新しいタブが表示されるのでそこを選択したらゲームをプレイできます。

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 Magic lanternのRAW動画の撮影設定について
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/magic-lanternraw.html

Magic lanternの撮影データのポストプロセス
http://vidiot5.blogspot.com/2016/02/magic-lantern_14.html