2014年11月9日日曜日

Q4i HD200の中華互換バッテリーを買って使ってみたのでレビュー

Q4i HD200の中国製互換バッテリーを購入してみたので使い勝手などレビューしたいと思います。

 Q4i HD200を買ったはいいけれど、およそ5分ぐらいでバッテリーが切れるのでもっと長時間
飛ばしたいと思うと予備のバッテリーが必須です。
純正の予備バッテリーはおよそ1300円なので、追加で3個ぐらい買うとそれだけで4000円近くの
出費になります。
もちろん日本メーカーによる保証はたいへん安心だし、ただでさえ扱い方を誤ると大変危険な
LiPOバッテリーなので、特に子供が使うなら純正バッテリーを購入したほうがよいでしょう。


そして一度に複数個のバッテリーを充電しようとするとMicro Battery Chargerというのを
買わないといけません。こちらが6500円しますので全部で一万円ぐらいかかります。














そこで海外のウェブサイトでQ4i HD200と似たような機体用に売られていたバッテリーと
チャージャーが使えないか購入してみたらピンも互換があり、そのまま使えることがわかりました。

注意)こちらのバッテリーとチャージャーは私の環境では使えましたが各自自己責任で
購入、使用してください。

Micro Battery Chargerみたいに個別のバッテリーを充電できるようにはなっていません。
USBから給電し、空のバッテリーを一度に5個まで充電できるようです。
 Micro Battery Chargerと比較すると笑っちゃうぐらいシンプルな作りで本当に大丈夫なのかな
と心配になります。
LiPoバッテリーはデリケートで扱いを誤ると非常に危険なため、私は意図しない過充電を
防ぐためにバッテリーにはマジックで1~5の数字を記入し使用済みと充電済みのものは
混ぜないように気をつけて使用しています。





















使用感は純正のバッテリーより少し長く、本体に挿入したときに純正のものより少しゆるいです。
純正のバッテリーは本体挿入時にかなりきついため、これは自分的にはOKでした。
もちろんバッテリーが衝撃などで本体内で移動するとせっかくトリムでバランスを調整したのに
狂ってしまう可能性があるので純正のよさはあります。
トータルとしては1670円で購入した割りには今のところ問題なく使えているので満足です。

2014年11月4日火曜日

Magic lanternでRaw撮影におすすめの機種を比較(EOS 7D, 5D Mark2, 5D mark3)

Magic LanternでRaw動画の撮影におすすめの機種とそれぞれの特徴


■EOS7D

EOS 7Dがおすすめの理由は現在の中古価格と連続撮影可能な解像度のバランスが良いからです。
連続撮影可能な解像度の1728x972はFullHD(1920x1080)の90%になります。
EOS7D mark2が発売された現在では中古相場も下がり、ボディなら6万円程度(2014年11月現在)で狙いたいところです。
バッファがフルになるまでの59フレーム程度ですが、2.5Kで撮影された動画もネットにアップされており、驚くほどの解像感です。
無料で提供されているグレーディングソフトのDavinci Resolveを使用してRaw動画をはじめるなら
ここからはじめるのもリスクが低くいいかなと思います。
もし飽きたとしても中古相場は安定しているので差額1万円以内で色々遊べるのではないでしょうか。

■EOS5D Mark2

2008年11月に発売されたこの機種でもMagic Lanternで遊ぶなら最新機種に引けをとらない
Raw動画撮影カメラになります。撮影解像度は1880x940でFullHDには少し及びませんが
ほとんどのカメラと比較しても実質の解像感は上になるかと思います。
こちらのボディは10万円程度(2014年11月現在)で程度の良い中古を狙いたいところです。

■EOS5D Mark3

Magic Lanternのポテンシャルを最大限に引き出したいならEOS5D Mark3をおいて他にありません。価格が高値安定しているのはそれだけ魅力的なカメラということでしょう。
少しでも書き込み速度を上げるため、SDカードとコンパクトフラッシュの2スロットを並列に
記録するなど離れ業もこなします。

●逆転の発想でコストダウン

動画機として使い倒すつもりならば、あえてシャッター耐久回数をオーバーした難ありの中古を購入するというのもアリかと思います。動画として使用している時はシャッターは開きっぱなしで使いません。

■各機種別の性能


こちらはそれぞれの機種の最大解像度の表です。注目するべき項目は、
Max res for 24p continuous recとMax res for 30p continuous recで
それぞれ24Pと30Pで通常の撮影可能な最大解像度を示しています。


これらの3つの機種に共通なのはコンパクトフラッシュ対応の機種であること。
その他の機種は保存メディアがSDでメディアの書き込み速度も遅いためRaw動画には向いていません。
書き込み速度が速いメディアであるほど、記録できる最大解像度も大きくなります。
逆に言えば書き込み速度が遅いメディアは最大解像度を落として記録する必要があります。
Magic Lanternをはじめるには以下のリンクにあるような書き込み速度が速いコンパクトフラッシュと
カードリーダが必須になります。 KomputerBayのコンパクトフラッシュ は海外のMagic Lanternのウェブサイトでもスピードと価格から一番ポピュラーな記録媒体として使われています。(次のリンクにあるカードリーダとCFで動作確認済みです。国内最安)。